模型を作る理由

  • 2024年2月21日

建築を計画する際、必ず模型を作つて、検討をするようにしています。最近はCGにより、立体的な部分を確認する設計者も多いと思うのですが、私の場合は模型を作って確認しなければどうも気持ちが悪く、設計の初期段階から周辺の状況のボリュームだけがわかる模型を作ったりして、図面上ではわからない、周辺の良い点、悪い点、関係性を発見、再認識することで、設計方針をクライアントに示し、進めています。

CGやパースなど図面以外で計画を表す場合、比較的計画をクライアントにポジティブに魅せることを目的としています。これは全体を立体的に把握する作業とはちょっと違っています。

設計事務所によって様々ですが、私はどちらかというと、リアルになりすぎず、計画の意図がわかり、想像力が働きやすい模型を作るようにしています。

クライアントにとって、この一見、色もなく、ディテールもあまりない、そっけない模型は、他人の家の場合、全く興味がなく、理解できないようなのですが、自身の家の場合、自分の意図、思い、また、気になることが形になって現れた時、大変興味が湧き、私と同じように想像力を最大限発揮して理解を深めてもらえます。 とっても大事なことだと思っています。