小さな住宅でも現場に入ってから、実施設計図以外に、たくさんの詳細図を描く。サッシの納まり、防水の納まり、手摺の詳細、階段詳細などを原寸、1/2、1/10で検討し、きれいに納まるように打合せをして施工する。現場で図面をもとに解りやすく説明しているつもりなのだが、早合点されて間違えたり、図面情報が多くなりすぎて間違えたりすることが多くある。いかに要点を抑え、相手の能力を見極めて説明するか、これが監理の難しいところだ。毎回悩むところである。ほんと伝えるのは難しい。
森小路の家もようやく下地まできた。このときが一番たくさんの職人が入って仕事をしているので最も活気がある。階段は大渋滞。
写真は玄関の開口とﾘﾋﾞﾝｸﾞの開口。この位置に開口が連続し北側に抜けている。写真では写っていないが北側の隣家の緑が見えて気持ちがいい。（今度ちゃんと写真を撮ってきます）
開口と開口に挟まれた部分が5倍の耐力壁。この住宅では重要な壁。