杭工事

  • 2007年11月16日


光が丘の家の杭工事の様子です。
地盤的には木造2階建て程度の荷重に対して地盤は充分な地耐力があることが地盤調査でわかったのですが、南側の隣地が敷地より一段下がっていて、そこに古い間知石積の擁壁があるのですが、その擁壁に力が伝わって、その耐力がもつかどうかがわからないため、杭を擁壁より下に入れて、負担をかけないようにしています。
杭もいろいろあるのですが今回は第3者機関に性能が証明されているクボタダグパイルという鋼管杭を採用しました。コストもかなりいってしまったのですが、重要な部分ですので已む無しです。
このような重機で回転させて4mも地中に入れていきます。意外と簡単に入っていくのにはびっくりしました。杭の先にはツバが付いていてそれが回転によってドリルの歯の役目をしているようです。また最終的にその歯の部分がしっかりと上からの荷重を地盤に伝える役目をします。