外壁先貼り

  • 2006年6月10日

何とか外壁を先行して貼って屋根も施工。何とか梅雨入り前に雨しまいができそうだ。これはちょっと前の写真。外壁の押出中空セメント板は内側から施工できるので間口の狭い敷地でも敷地いっぱいまで建物をよせて建てることがでる。施工には手間がかかるのでその分コスト高のようだ。逆にこの家の場合、足場は裏側の2間ほどだけとなり、ここではコスト削減にになっているようだ。
真ん中に見える合板部分が構造壁の部分。木造3階建てだと構造的に必要とされる壁量は、2階建てに比べて1.6倍に増えるので、間口の狭い敷地においてはかなり閉鎖的な空間になってしまう。この建物は真ん中部分にその壁を集めて両サイドを連続して開け、空間に抜けを作ろうとしている。さてうまくいきますか?